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1999年7月
1日昨日は、羽目はずさせて貰うはずだったのに、眠くなって寝てしまいました。しかも10時半ぐらいから・・・。やっぱ疲れてたんやね。寝てたら折角フランスから帰って来た友達が電話してきてくれたんだけれど、最初は寝ぼけていて、何か訳のわからん事を話していたような気がします。この男普段から寝るの早いから、11時半以降に電話してきちゃ駄目ですよ。
4日昨日はリバー・ラフティングに行ってきました。6人乗りのボートに乗って川くだりをするやつなんだけれど、思ってたとおりとは行かなかったけれど、かなり楽しかったです。今日は独立記念日なのでお祭だし、明日は振替休日(なのかな?)なのでインターンも休みだから、イベント満載の休日を過ごさせてもらっています。「日本に帰る準備をそろそろ始めないと・・・」と思って、段ボール箱を手に入れて、少し荷物を詰めてみました。おっきな箱なので、いっぱい詰まる。いっぱい詰めるものがあるから大きい事は良いことなのだけれども、こんなに詰め込んで、重くなった箱を運ぶのは大変だ。それにしても引っ越しは大変だ。3年間の生活で増えまくった荷物だけれども、テキストとかノートの中で大事なのは持って帰りたいし、服は冬服を含めて結構あるし。いくら船便とは言え、こりゃ高くつきそうだ。
最近じいさんみたいに早寝早起きになってしまった。10時半以降に電話してきちゃだめですよ!(朝5時半ならOK)
5日昨日はアラタ邸でチャイデリ・パーティーをした。いつだってチャイデリはいいもんだ。そこにフライドライスがあるだけで、ぼくたちは幸せになれる。ほーら、こんなに。今日からまたインターン。6時に起きて、シャワー浴びて、オレンジジュース飲みながら、Cafe Yuichiro のアップデートをして、遅れそうになりながら、バタバタと外に出て、家の前のバス停からデュポンサークルまで行って、そこのスターバックスでヨーグルトとベーグルを買って、とことこ15分歩いてオフィスに行く途中で、歩いている犬にデヘヘと挨拶をする毎日の始まりです。頑張って行きましょう!
7日昨日はお仕事の翻訳+サマリーがうまく出来なくて、時間通りに終える事ができませんでした。いつもは比較的うまく出来る英語から日本語への翻訳だったんだけれども、どうも気が散っていたのか、単に眠かったからか、集中しきれませんでした。インターンを初めてから知ったのは、受け持った仕事に対するの自分自身の責任です。その意味で昨日は全然駄目。とても反省です。午後からは気晴らしにペンタゴンシティーに行って、一人でぶらぶらお店を覗いたり、CDを視聴したりして過ごしました。服が欲しかったんだけど、気に入ったのがなくて買いませんでした。独立記念日に合わせて来たのか、日本人らしき観光客に大勢会いました。Phil Collins のCDを買いました。One More Night って曲が好き。
ところで最近滅茶苦茶暑い。昨日なんかもう、サウナに入っているような感じだった。それもそのはず、何と6日のワシントンDCの最高気温は、摂氏39度!もあったそうだ。これは文句なく、僕の人生の中で最高の暑さだ。
夜は久しぶりに一人でビールをグビ。
8日翻訳の仕事をやっていると、英語と日本語の構造の違いを身に染みて感じる。まあ言語学者じゃないので詳しい事は解からないけれど、一番最初に英語を話しだした人間と、一番最初に日本語を話しだした人間は、きっとヨークシャテリアと柴犬以上の違いがあっただろう。お座りの仕方が違えば、しっぽの振り方も違う。おしっこする時にあげる足の角度だって違う。フォークの持ち方だって違っただろう。訳わからんので本題に入りますと、とにかく翻訳って仕事がこんなに大変だとは思っていませんでした。今やっている仕事は二つあって、DCにある国際関係のNPOが作っている冊子の日本語訳と、東京の法律事務所のホームページの英語訳。難しいのは当然後者です。何故って英文を書くのが難しいってのもあるんだけれども、それ以上に日本語が訳わからん!何であんなにまわりくどい、と言うか、変に装飾した文章にするんやろ?例えば・・・
21世紀の中華卵をなす膨大な実務法律体系を体系化・実践化しライセンス取得、豊かな生活の享受に役立つシステムの開発創造?????21世紀の中華卵って何や?
実務法律体系を体系化って何や?訳解からん・・・。誰か訳すの助けてくれい!
9日寝苦しい夜・・・。理由は3つあります。
合計5ヵ所も刺された。成敗してやろうと思ってバシンってやったら、コーヒーこぼした。
昨日は10時半には寝て、今日は休日だというのに6時起きです。完全にじいさん的な生活です。今日は部屋の掃除をして、翻訳の続きをしようと思います。泳ぎにも行こうかな。
ラズベリーを買って、食後のデザートにした。甘ずっぱくて美味しい。隣の部屋のブライアンにもあげようかな。
最近書き込みが多いので嬉しいです。好きな事書いて残していって下さいね。
昨日はインターン遅刻してしまいました。起きたら8時・・・。7時半にオフィスにいなけりゃいけなかったのに・・・。さっさと着替えて外に出たら、ちょうど家の前の停留所から、バスが出た所で、次の停留所までの坂道を必死で走って追いかけました。ちゃんと追い付きましたよ。
いきなりお寝坊さんからスタートしたけれど、22才の一年間はやっぱり走り続ける一年になるんだろうな。8月には帰国して、9月からは立命館での勉強が始まって、冬には就職活動始めて、その他にもバイトをしたり、自分の夢に向かって努力したり、忙しい毎日になるんだろうな。でもそれはきっと、素晴らしい一年になるってお墨付きをもらったようなものだと思う。やらなければならない事が大きければ大きいほど、乗り越えた時の喜びが大きいって事は解かっているし、それまでの過程は、苦しいけれど充実しているって事も解かっているから。
自分の夢はどれも捨てないでいたい。大切なものは全て守っていきたい。大切な人は心から大切にしたい。22才への課題です。
ところが、もう、僕はなんかあんなに場違いを感じた事はありませんでした。なんか水着で土俵入りをするような場違い感。ダウンタウンにあるMonarch
Hotel(旧ANA Hotel)のむっちゃ格好いい会議室で、バシっと決めたお偉いさん方や、若手エリートですぅ僕ぅみたいな兄ちゃんや、お姉さんがズラーっと並んで、名刺交換とかやってるんだけれど、こっちは、「えへ、若憎なんです。インターンやってます。22才になりました。えへ。」みたいな挨拶しか出来ませんでした。でも皆さん素敵なおじさま方でして、
この若憎に色々お話をして下さいました。トヨタ(インターンしている会社の取引先)の方が「いつもお世話になってます」って挨拶してこられた時は、「いやこちらこそ有難うございます、えへ」っと何だかギコチない挨拶をしちゃったよ。ところで敬語難しいね。
Jasinowski会長の講演はたいした事はなかったんだけれども、ああいうビジネスの雰囲気を味わえたのと、とびきり美味しいサーモンを食べられて、とてもいい経験になりました。
がじ君、とりとり、書き込み有難う。まさと君、えり、メールどうも有難う。また返事するよ。
昨日と今日は、ひたすら日本に送る荷物をまとめています。どんどん本とか服とかを箱に詰め込んでいっています。部屋からだんだん生活感がなくなって来たような感じ。「もうすぐ帰るんやな」って思うと、嬉しい気持ちと、寂しい気持ちで複雑な感じです。あと二十日間何をしよう?
クロネコがおっきなトラックで僕の荷物を持って行ってくれました。お陰で僕の部屋がかなりすっきり。でもちょっと寂しいぞ。
インターン先のオフィスのネコは、ロシアンなんとかというロシアからやってきたネコで、グレーの短い毛をしているとてもかわいいネコです。とても人懐っこくて、ごろごろ鳴きながら擦り寄ってきます。お仕事ができないぞ。
7月も、今日と明日でもう終わり。DCにバイバイするまでもうほんの僅かになってしまいました。ここに来てやりたい事や、やらなければならない事がたくさん出て来て、時間をうまく使わないとなって思っています。
そして感じるんだ。
なんて世界は大きくて、なんてそれは素晴らしいのか。
・・・
なーんて、ただみんなで遊びに行くだけなんだけどね。