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2000年3月

1日
昨日、大阪心斎橋の東急ハンズに行ってブラブラしていると、オーマイガァー!おい、これベトナムコーヒー用のドリッパーだよ!ベトナム料理が好きな人なら、みんなが知っているよね!?あのキュートでスマートなドリッパーが売ってあったんだよ!!!イエス!勿論僕は買ったよそれを。ラブリー。これでティスティーなアイスコーヒーが楽しめるね。でも、雪降る草津シティーではちょっと早すぎたかな。

と、偽アメリカンDJのようなあほな真似はこの辺でやめて、話を進めさせていただきますと、昨日は前から気になっていたホイップクリーマーも購入しました。まあ簡単に言えばただの牛乳泡だて器なんだけれど、これはカプチーノをつくるためには必需品です。高価な専門マシンと比べると、代用品みたいなものだけれども、そうは言ってもちゃんと機能を果たしてくれます。これで Cafe Yuichiro のレパートリーがぐぅんと広がりました。Let's have enjoyable coffee time!



2日
Cafe Yuichiro がリニューアルオープンです。以前から改装工事を進めてきたのだけれど、やっと公開できるぐらいになりました。とは言っても、特別内容が変わったわけじゃないんだけれど、ちょっと見やすくなったかなと思います。あとは photo のページの改装と、ところどころおかしいリンクの修正と、書きかけのエッセイをアップをしたら完成なんだけれど、ちょっと疲れたので、ここらで休憩。

昨日は同志社大学で行われた、外資系企業の合同説明会に参加してきました。前から気になっていた会社が来ていたので話を聴いてみたら、とてもいい印象をもつことが出来ました。それから昨日は、久しぶりにビデオを借りてきて観ました。タイトルは今泉慎太郎…。古畑任三郎の部下の今泉君のビデオです。笑わせてもらいました。



3日
昨日は、夜家庭教師に出かけた以外は一日中部屋に居て、部屋の片付けや、ホームページの作成に時間を費やしていました。最近外に出かけることばっかりなので、たまには部屋でゆっくりするのもいいですよね。しかしそれにしても、このマンションには人が住んでいるのか?って疑問に思うほど、周りはし〜んと静まり返っています。みんなきっと、休みの間は帰郷しているんでしょうね。

ところでこの前日経を読んでいたら、滋賀県が将来新交通システムを導入して、大津―石山―南草津―新幹線新駅などをつなぐという計画があるという記事を目にしました。これが実現したら、おそらくBKCの近くにも駅が出来るだろうから便利になるだろうなって思いました。新幹線の駅も栗東町と草津市の境界辺りに計画されているようですね。草津市は人口増加率で全国一位であるし、大企業の工場が密集している滋賀県の東海道本線沿線は、今後どんどん発展しそうです。

この地域の人々のいいところは、時代を先取りする先見性かなと思います。古くは織田信長が安土に城を作り、人々の往来を自由にするために関所を廃し、商業の発展のために楽市楽座を設けました。近江鍛冶と呼ばれる、先進の技術を持った人たちが暮らしていたのもこの地です。その後近江商人が全国を闊歩するようになり、現在の総合商社の基礎をつくりました。このようにこの地に住む人々は、絶えず新しいものに挑戦しようという意気込みがあるんじゃないかなと思います。今滋賀県の政策でいいなって思うのは、グリーン購入を推進しているという点。これは企業や自治体が環境への影響が少ない商品を優先的に購入する考え方で、自治体としては全国初の試みです。ハイテクベンチャー企業も数多く拠点を滋賀県に置いています。

僕は神戸で生まれ、神戸で育ち、ワシントンDCで学んできたけれども、ここ滋賀県草津市も、きっとこれからずっと、どこかで働きだしたあとも、僕の帰ってくる大切な場所になるような気がします。



5日
大相撲の新弟子検査で、初のロシア人力士が誕生する見通しとなったそうです。北の湖部屋に入門するアナトリ・V・ミハハノフ(16)さんがその人で、しこ名は「大路羅(おおろら)」だそうです。面白いなって思いました。

相撲界というのは日本でも一番伝統を重んじる、言わばお堅い世界ですよね。昔、初の外国人力士となった高見山(現東関親方)や、初の大関、そして横綱挑戦者となった小錦(現KONISHIKI―タレント)は、外国人ということで随分と差別を受けたようです。東関親方は入門当初先輩力士に喉を潰されて、あんな声になってしまったそうだし、小錦は横綱千代の富士を圧倒していた時代においても、とうとう横綱にはなれませんでした。今では二人のハワイ出身横綱(曙、武蔵丸)や、モンゴル出身の幕内力士(旭鷲山、旭天鵬)がいて、さらに世界中で巡業が行われているなど、大相撲の世界も随分と世界にオープンになったものです。これは本当にいいことだと思います。

最近相撲界を揺るがしている事件といえば、元関脇(だったかな?)の板井が訴えている八百長問題。これが本当ならば残念なことです。それからもっと社会的な問題は、女性知事か土俵上に上がることへの賛否論です。伝統的に女性は土俵上には上がることはできないけれども、新たに大阪府知事となった太田房江氏が果たして知事杯を優勝力士に授与することが出来るかどうかが問題となってきたわけです。相撲協会側は伝統にのっとり、女性が土俵にあがることを拒否しました。これに対し欧米のメディアは、日本において女性差別が根強いという非難を報じたわけだけれど、これは本当に難しい問題だと思います。

まず、女性が土俵上にあがることが出来ないってことは、女性への排除的な差別なんですかね?だとしたら、おそらく、穢れ(けがれ)=「出産などにかかわって身体が不浄となる」を忌むという考えが根底にあって、神聖で清きを重んじるために、相撲文化は伝統的に女性を排しているのだと思うのだけれども、それは現代人の僕には何だかおかしな理屈のように思えます。でも、文化ってのはそういうものなのかなとも思います。何故なら、それがどこの国や地域のものであっても、文化とは何かに対しての排除的な差別がなければ生まれてこないものだと思うからです。全てを含んでいたのなら、そこに独特の文化が生まれることはなく、続けてくることなしに伝統が生まれることはありえないと思うからです。

さらに、土俵は演技の場ではなく戦いの場であるのだから、女性を守るためにも男は女性を土俵には近づけないという、排除的ではない差別が、相撲文化の根底にあるという論理も成り立つと思います。その場合、欧米のメディアを中心に行われている相撲界における女性差別という批判は、論理から間違っていることになります。

僕は相撲界における女性を土俵にあがらせないという伝統が、排除的な女性差別であるとは考えたこともありませんでした。さらに、もしそれが排除的な差別であったとしても、それが相撲文化であり、その文化に忠実な力士を賞するために、その文化を変えようというのはお門違いな気がします。女性の地位向上と、相撲文化における女性排斥は、問題が全然違うような気がするのだけれど、どうでしょうか?

まあしかし、相撲文化を、女性を排斥している悪い文化だと言う人が多いのなら、おそらく相撲文化も変わっていかなければならないのだと思います。それがグローバル・スタンダードというものですかね。そうやって、世界の文化が、どんどん共通化されていって、変化のないものになっていったとしたら、少し味気ない気がします。



7日
日本でもデビット・カードが導入されるそうですね。ワシントンで生活をしていた頃は、普段からそれを愛用していました。クレディット・カードと違ってサインをする手間が省ける上、手数料がかからないからとても便利だと思います。ただ、暗証番号を入力する際、それを他人に知られないように気をつけなければならないですね。アメリカでは手のひらサイズの電卓みたいな装置に入力していたけれど、あれでは安全性が心配です。日本のメーカーは既存のものをよくするのが得意だから、何かもっと、消費者が安心して使えるような機械やシステムを考案してくれたらいいなと思います。

ところで就職活動なんてものは、どれだけ人が知らない情報を得ているかが決め手になるような気がします。就職関連のウェブ・ページや、情報誌なんてものは誰もが観ているものなので、助けにはなっても決定的な情報は提供してくれない、それほど役に立たないもののような気がします。自分自身が興味のある業界や職種は、自分自身でインターネットを用いて情報を検索したり、本屋に行って会社四季報を読んだり、株式非公開企業の情報誌を読んだりして、また、実際に企業の説明会に足を運んだり、社員の人と話をしたりして、独自のリサーチしてみるのが一番いいんじゃないかなと思いました。



10日
今朝は早起きをして、朝ご飯を食べに近くの喫茶店に行きました。新聞を読みながらクロワッサンを食べました。昨日の夜にそうしようと決めたんだけれども、たまにはこういう朝もいいかなと思います。それから今日は部屋の模様替えをしています。僕の部屋は5階にあるから周りから中を見られるって訳じゃないし、夜でも周りが明るすぎるってこともないので、今までレースのカーテン一枚しか架けてなかったのだけれど、雰囲気を出すために緑のカーテンを買ってきてつけてみました。いい感じになりました。

ところで最近、企業の大規模な合併や提携が再び加速しているようですね。自動車業界では三菱自動車工業にダイムラークライスラーが資本出資する方向に話が進んでいるし、トヨタもグループの日野自動車の経営権を握る方向に調整しているようです。金融ではドイツ最大のドイツ銀行と3位のドレスナー銀行が合併して、みずほファイナンシャルグループに次ぐ世界最大級の銀行が誕生する見込みです。ソフトウェア、半導体、家電業界などを含むハイテク産業においても、業界におけるいわゆるデファクト・スタンダードを勝ち取るために、M&Aや提携が日常茶飯事で、21世紀は意外にも、これまでの歴史と同じように、資金力があり、強い影響力を持つ、大企業の時代になるような予感さえします。

でも一方で、個人や中小企業が一夜にして強い立場に大化けする可能性も、21世紀は持っていると思います。インターネットは可能性を無限に広げてくれるし、インターネット産業に限らず、新しい価値観というものは大抵においてボトムアップ方式で生み出されるものです。この動きは21世紀において加速し、産業におけるものだけでなく、既存の全ての価値観を脅かす存在になりそうな気がします。それが正しいかどうかは別にして、いずれにせよ21世紀は、全ての人種、国籍、性別、年齢を巻き込んでの、実力第一の大競争の時代になりそうだなと、新聞を広げるたびに思います。



12日
昨晩どこかのチャンネルが、僕の大好きな映画の一つであるフォレスト・ガンプを放映していたので、ブルーベリー酒(お勧め)を飲みながら観ていました。94年の映画だから、もう随分昔の作品だけれども、高校生の時に初めて観たときと同じように感動しました。高校3年の終わりに、赤いラインの入ったナイキの白いランニングシューズを買ったことを思い出しました。それから、これは当然昔は持つことのなかった感情だけれども、映画の中に出てくるリンカーン・メモリアル前のプールや、ジェファーソン・メモリアルとポトマック川の風景を観て、ワシントンDCが懐かしくなりました。本当に綺麗な場所だったなぁって、思いに耽りました。

今月末ロードショーで、トム・ハンクス主演のグリーン・マイルがとても楽しみです。



13日
昨日は日帰りで神戸に帰って、とりとりと一緒に高校の先生の家に遊びに行ってきました。先生とは2年半ぶりに再会したのだけれども、相変わらず親しみの持てる方で、しかも学校教育に対して真剣に考えておられる方なので、話をしていて本当に為になったし、楽しかったです。犬のポチはとても元気で、何度もキック&パンチをくらいました。ハムスターのミントと○○(とり、何やったっけ?)はとても可愛くて、僕も部屋で飼ってみたいなって思いました。

先生の家に行く前に二人で神戸市立博物館に行って、昔の様々な絵図を見てきました。伊能忠敬が作成した地図の正確さには驚いたし、鳥瞰図と呼ばれる、まるで鳥の目から見たような角度で描かれた絵図は、意外にもめちゃ面白くて、全然見飽きませんでした。例えばある小さな街を中心に描かれた鳥瞰図は、その街の小学校や○×デパートみたいな細かい部分までを描いていながら、中心から距離が離れるに従って大雑把になっていって、でも、ちゃっかり台湾や、ハワイ島まで点として描いていたりして、強引なまでに自己中心的なところが、かなり笑けました。

あ、そうそう、大相撲春場所が始まりましたね。昨日は若乃花が勝ってホッとしました。今場所の主役はやはり武双山かな。連続優勝も夢ではないと思います。対抗するのは同じ部屋の大関出島か、東関部屋の横綱曙かなって予想します。希望としては若乃花の完全復活だけれど、まだ難しいかなぁ。相撲のある期間は毎日の楽しみが増えて嬉しいです。



15日
最近鉄道の事故関連のニュースが多いですね。日比谷線の脱線事故のことはもちろん、他にもレールにひびが見つかっただとか、台車に亀裂があったのに営業をつづけていたとか。山陽新幹線のレールスターも営業初日に故障したそうだし、どれだけ点検や整備を繰り返していても、こういう問題ってのは発生するもんなんですね。それとも何もしてなかったとか?

3月11日のダイヤ改正でJR西日本がレールスターと同時に始めたサービスが、新快速電車の130キロ運転だけれども、これも問題が起きないかどうか心配です。草津から三宮までたった70分ほどで結んでしまうのだから確かにめちゃ早くて便利なんだけれども、ガタガタ揺れて、ちょっと怖い気もします。5分、10分早く目的地に到着できるってのは素晴らしいことだけれども、一度事故が起こったら何にもならないって思います。当然のことやね。

それにしても僕は電車が好き。不思議と昔から僕が一番勉強しやすい場所は電車の中です。計算も暗記も、電車の中が一番です。僕が何かをひらめくときは、大抵プールで泳いでいるときか、もしくは電車の中でぼけ〜っとしているときです。当然リラックスできるのも電車の中。お弁当を持って、ぼけ〜っと電車旅行をしてみたいな。



19日
お弁当を持って、ぼけ〜っと電車旅行をしてきました。瀬戸大橋を通って四国の高松と松山に行ってきました。両方とも初めて訪れる土地だったんだけれど、のんびりしていて、とてもいい所だなって思いました。僕のイメージの中では四国はとても遠い土地だったんだけれども、今回初めて電車で橋を渡ってみると、意外にもすぐに行くことが出来るんだなと感じました。父親の実家が徳島なので、子供の頃にはよくフェリーで渡海していたんだけれど、その頃は神戸から徳島に行くだけども半日かかっていたような気がします。今回は岡山まで新幹線を使ったので、草津から高松までは、僅かに3時間で行くことが出来ました。これってかなり早いと思います。

ところで横綱若乃花が引退したけれど、彼にとって現役を引退することは人生の大きな岐路となったと思います。そして彼が引退の決断を下したように、誰もがそれぞれの人生において、その人生を左右するような大きな決断を下すことがあると思います。でも、それらの決断が本当に正しいかどうかは、その時点においては誰も知ることは出来ないことだと思います。だから決断を下すときに僕達は色々考えて悩んだりするのだけれども、どれだけ早く決断を下すことが出来るかってのは、人それぞれでだと思います。僕はというと、少々優柔不断な面があって、なかなか決断ってのが出来なかったタイプでした。でも最近それも改善できてきたようで、即決ができるようになってきたし、しかもその判断は正しくなってきたと思います。

ここ二、三日で、僕も僕の人生において重大だと思われる決断をいくつかしました。それらの決断が僕の人生を決定するものではないだろうけれども(実際人の人生の全てを決める決断なんて無いですよね)、間違いなく大きな影響を与えるものだと思います。そして、その決断が後々正しかったと思えるかどうかは、その決断を下した時点ではなく、それから先、すなわちこれからの僕のあり方にかかっているものだと思います。

今これまでにないほど様々なことに対してやる気があります。僕は僕の人生にはこだわりを持っていたいので、これから先もそれを良くしていくために色々なことに挑戦しなければならないし、その過程に負けないように、正に心も体も鍛えていかないといけないなと思います。

えっ?誰が相撲取りになるって言いました?(笑)



21日
昨日は立命館大学衣笠キャンパスの卒業式があって、一緒にアメリカに行ったメンバーのうち数人と、英会話サークルの友人数人が卒業しました。AUのメンバーはともかく、サークルの友達と一緒に過ごした時間は入学した当初だけだったので、僕のイメージの中でまだ一回生のままだった彼らが卒業を迎えたことは、僕にとって少し寂しいことです。昨晩はサークルの追い出しコンパに参加して飲みました。今日はBKCの卒業式があるので参加してこようと思います。基礎演習のクラスで知り合ったメンバーのほとんどが卒業だし、帰国後友達になった数人も卒業出来るはずです(?)みんなを見送るのは少し寂しいけれど、久しぶりに会えるのが楽しみです。


24日
最近近くのスポーツクラブのプールで泳いだり、ジムで筋力トレーニングなんかをしているんだけれども、体を毎日動かすってのはやっぱりいいですね。眠りがぐっすりするし、目覚めもすっきりです。ジムでは、アメリカの映画でビジネスマンがよく使っている、歩いたり走ったり出来るベルトコンベアのような機械があって、なんかモルモットになったみたいで笑えるなぁって思いながらも、結構面白がって使っています。

ところで昨日、NHKの世紀を超えての再放送があって見ていたんだけれど、内容は核兵器のことで興味深いものでした。ちょうど2日ほど前に米エネルギー省が未臨界核実験を実施して、ちょうど同じ時にインドで核兵器開発を止めるべきだと演説していたクリントン大統領と、米国政府に各国から非難が集まったわけだけれども、これは本当に難しい問題だなと思います。確かに今米国だけが、あるいはロシアや中国だけが核を廃絶すると、核抑止力を含める力のバランスが崩れて、かえって危険な状態になってしまうかもしれません。また、未臨界核実験などで研究を続けないとその安全性を保つことが出来ないという米国政府の主張も、素人の僕にはなんだか説得力のある言葉で、無知のまま非難ばかりするのはどうかとも思います。ただ、こうやって先進国が開発を続けるから、インドやパキスタンなどの途上国も開発を続けるのだから、ここはやはり、先進国である5大国が積極的に核軍縮を行って欲しいと思います。

留学中に、ひょんなことで核兵器の廃絶に向けての活動に参加するようになって、僕なりにその問題について考えるようになった訳だけれども、人類を滅亡させるほどの威力を持つ核兵器を今も何故持ちつづけるのかという問題は、政治的な考えだけで解決されるものでなくて、経済面や文化的背景も視野にいれて考えないと解決が不可能な問題であると思います。だから、一市民であり、まったく核についての専門知識のない僕がこの問題について考えることは、決して無駄ではないものだと思います。



27日
三日間ほど神戸の実家に帰っていました。のんびりとテレビを見て、美味しいものを食べて、家族と雑談をして、バロン君と遊んでいると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

うちのバロン君は本当にお利口さんな犬で、「よーしよしよし、いいこだぁーバロン君!」と頭を撫でてやると、「ここ撫でれ」と言わんばかり、お腹を出してゴローンって寝転がります。で、「よーしよしよし、ここが気持ちいいかぁ〜?」とお腹を撫でてやると、「ここ痒いねん」と言わんばかり、首を伸ばします。で、「よーしよしよし、痒いなぁ、痒いなぁ〜」っと首輪の下を掻いてやると、「ちょっと肩こってんねん」と言わんばかりに目で訴えてきます。で、「よーしよしよし、お疲れやもんなぁ〜、ええ子やええ子やぁ!」っと肩をもむと、目を細めながら「ついでにここも頼むわ」っと言わんばかり、今度は前足をぴーんと伸ばします。で、「しゃあないなぁ、バロン君!この細い腕がこってるんかい?ほーれほれほれ」っと腕をもんでやると、いきなり「ぐしゅん!」っとくしゃみをして、めちゃ脅かしてくれると同時に鼻水を飛ばしてくれます。なんてお利口さんなんでしょう。

ところで貴闘力が優勝しましたね。うれし泣きしているのを見ていると、思わず貰い泣きしそうになりました。来場所もいい成績を出して欲しいな。



29日
asahi.com を読んでいると、アメリカの青年実業家が世界中の誰でも無料でアクセスできるオンライン上の大学を開設するという記事が載っていました。同記事によると、ソフトウェアの開発で成功して得た資金である1億ドルを投じて、現代を代表する人物1万人の講義をネットを通じて流すという目的をもっているそうです。

これが成功すれば、建前的には、英語を理解することが出来て、インターネットにアクセスすることが出来る人なら、人種、性別、宗教、そして地理などの壁を越えて、誰もが超一流の講義を聴講できるようになるはずです。これがさらに発展し、各種資格を取得することが出来る様々な講座が開講されて、全ての人が教育を受ける権利と手段を持てば、生まれた環境による富の偏在は、その人の努力次第で解決できるようになるのではないかと思います。

上記のことの前提として、21世紀において高速インターネットは、水道、ガス、電気、交通などと並ぶ、社会におけるインフラストラクチュアとして世界中において完全に普及しないと駄目ですね。それから英語は、インターネットの時代において、やはり世界標準語として誰もが学んでいく必要があると思います。

この計画とは別に思うことは、経済的に成功した人が、私財を投じて社会に貢献しようとする態度は格好いいなってことです。”ただ税金逃れをしたかったのとちゃうか!?”っていう嫌らしい意見はおいといて、純粋にその態度を褒め称えたいです。そして僕も、将来においてもし経済的に大成功することが出来たなら、教育や福祉の充実に協力したいなって思います。ちっぽけな僕の大きな夢です。



30日
MEN'S BIORE の毛穴すっきりパックを使ってみる

ピタ

そのまま5分

ぺりぺりぺり

いやぁ〜ん
 
 

これ全身できたら面白かろうに。



31日
僕の部屋に新しい住人がやってきました。ゴールデンハムスターの”くま太”です。昨日近くのペットセンターで買ったんだけれど、ケージの中にいた中で一番かわいいのを買ってきました。まだ体長が5センチぐらいしかないんだけれど、走らせたらなかなか早いし、スカイラウンジ注1やステップランナー注2のあるNEWハムスターランド注3の中で遊びまわって、元気いっぱいです。でも一日のうち半分ぐらいは寝ていて、今も丸くなって寝ています。体がとても柔らかくてころころしていて、手のひらに包むように持つと、じーんとあったかくて、生きてるんだなぁって思えてめちゃかわいいです。この先成長が楽しみです。

今日のつぶやきはやめて、これから今日のくま太にしようかな(笑)。
 

注1 ハムスターの楽しい遊び場――ケージの上の方に取り付けて、くま太は階段を使って昇らなくてはいけません
注2 運動不足・ストレス解消に――モルモットがよく走っているくるくるまわるやつで、くま太はまだチビなので使えません
注3 箱に入ったセットで売っていて、ケージは勿論、ウォーターボトルやサファリ・トイレットなど8点がついているスターターキット


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