<今日のつぶやき 7/19/2000>

18日に閉鎖…って書いておきながら、すでに19日になってしまいました。僕は23歳になりました。本当に長い間 Cafe Yuichiro を支えて下さって有難うございました。僕が日常思うことをつぶやくという、なぁんてことはないホームページに、毎日のように訪問して下さって、そして度々書き込みをして下さって、どうも有難うございました。またそのうち再開するかもしれないし、もしかしたらまったく違ったホームページをつくるかもしれないけれど、その時はまた、どうぞよろしくお願いします。みなさんお元気で。
雄一郎

感じのいい、小さなカフェを持てたらいいなと思う。小さいけれど、贅沢なカフェにしたいと思う。建物や家具なんかを自分で決めて、椅子の代わりにソファを置きたい。暖炉があったらいいと思う。最高の豆を集めて、それをその場でひいて、美味しいコーヒーを出したい。美味しいケーキも用意したい。ジャズやクラシックを流して、植物なんかを置いたりして、くつろげる空間を作りたい。マスコットの犬がいれば、更にいい。一緒にお店を開いてくれる女の子がいたら、更にいい。お客さんは好きな時に来て、好きな本を読んだり、友達と喋ったりして、ゆったりとした気分でコーヒーを飲んで帰って行く。そしてまた、違う日に来たりする。僕自身は、素敵なマスターになりたい。「マスターに会いに来たよ」なんて言われたら、とても嬉しいだろう。

それは変わらない夢なんだけれど、それを実現できる日はいつの事だろう?

贅沢なカフェをつくるには、お金が必要で、そして素敵なマスターになるには、経験が必要だと思う。それに何より時間が必要だろう。そう考えると、自分のカフェをオープン出来るのはずっと先、多分仕事を退職した後ぐらい、60歳くらいになってからだろう。でも、たしかに退職後は時間があるかもしれないけれど、その時贅沢なカフェをつくって、その後の人生好きな事に打ち込んで生活していくほど、経済力があるかどうかは別問題のはず。それに、素敵なマスターになるための経験なんて、今から退職するまでの時間を、どんなふうに使うかで変わってくると思う。

そこで僕は思った。今21歳の僕が60歳の時に贅沢なカフェをオープンして、その後の人生まで楽しくやっていけるだけの土台となるもの、それを今から39年間でつくる必要があるなぁって。

夢を実現するためには努力が必要。60歳の時に夢を果たせるように、今から頑張らないとなぁと思います。

1999年1月ワシントンDCにて

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